過去ログ - PoH「イッツ・ショウ・タイムと行こうぜ!」
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2012/07/24(火) 10:09:25.02 ID:pR10wcino
アインクラッド標準時 二〇二四年 七月 現在の最前線・第六十三層
昼間だというのに暗く茂った森のフィールドにて、切羽詰まった表情の男が三人、互いの背を補うように佇んでいた。
全員が目に見えない者の存在を逸早く捉えられるように目を限界まで開き、周囲に気を配っていた。
ぎゃあぎゃあと、鳥類系のモンスターが空に羽ばたき、森を揺らす。
と、男達の一人、屈強な身体つきの斧戦士の頬を、一筋の汗が伝った。
プレイヤーの感情を検出したシステムが表現するただの効果に過ぎないが、それゆえにこの汗は本物の汗となる。
焦りか、恐怖か。一筋の汗はやがて頬をなぞり、顎まで至ると、自重で落ちていった。
その一滴が地面に触れるか触れないかと言う刹那に――――
一本の細長い銀色の針が、空を裂いた。
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