過去ログ - 男「姉も妹も幼なじみもイケメンのハーレムに入りやがったか……」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/24(火) 17:13:02.82 ID:6eLjmxTDO
〜図書室〜

図書委員「先輩。ちょうど良かった!今、例の本が仕入れられたんですよ!」

イケメン「え!?ホントに!?よく見つかったね?」

図書委員「いえ、地元の人の寄付だそうです。
でも、中古といっても見た目も綺麗で、新品みたいですね。」

イケメン「うん。ありがとう。これ読みたかったんだ。今日、いつも寄って行く喫茶店でゆっくり読もうかな。
よかったら、図書委員ちゃんも一緒に……」


図書委員「……いえ。私は用事があるので……」

イケメン「……そっかぁ。なら、また今度、是非一緒に行こうね。」

図書委員「……はい。また是非!!」



図書委員「………先輩……」

イケメン「ん?どうかしたかい?」

図書委員「い、いえ……別に……」


図書委員(……ダメ。私、やっぱりイケメンさんの事が……好き。

だから………男先輩……ごめんなさい。
今日、お姉さんの誕生会をやるから、って誘ってくれたのは嬉しいけど……

……でも……私………)



男「図書委員!待たせたな!」

図書委員「お、男先輩……」

男「さ、じゃあ買い出しに行くか。姉貴の誕生会の為の。」


図書委員「………男先輩……私………」


男「……ありがとう。マジで。」

図書委員「……え……?」

男「いやさ。幼なじみや委員長や友人達にも断られてさ。
マジで困ってたんだ……。せっかくの姉貴の誕生会なのに………」

図書委員「…………」

図書委員(……そっか。男さんは、お姉さんの為に……。
私ったら、自分がイケメンさんと一緒に居たいっからって………男さんの気持ちも考えないで……)

図書委員「……分かりました。私でよけるば、じゃんじゃん使っちゃって下さい!」

男「ああ。ありがとな。」

男(そして、ごめんな。お前の恋路を邪魔して…)


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