過去ログ - ほむら「ペルソナ……！！」【FES】#03
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499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/13(火) 03:55:38.66 ID:QJsq77rao
ほむら「…やっぱり、至って普通で平和な世の中が一番かしら」

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【寛容さ】：EXP[49/600] >>498 03:43:50.『49』
[♪+10]
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キリカ「…はは、キミらしい意見だね」



キリカ「私は、"他人に邪魔されない、自分だけの世界"が欲しいな」

キリカ「他人にとやかく言われる必要のない、互いに傷付けあう必要のない世界…」

キリカ「それぞれが自分の世界に篭って、やりたい事をやりたいようにやる」

キリカ「誰しもがひとつひとつ"自分だけの世界"を創っていけば、争うことも、悲しむこともない」

キリカ「それって、すごく魅力的じゃないか」

キリカ「私の世界には私の世界が」

キリカ「ほむらの世界にはほむらの世界が」

キリカ「…自分の"世界"の真ん中に居られるのは、結局、自分ひとり……そうだろう？」


キリカ「…なんて。叶いもしない空想ではしゃいでいられるのも、今のうちだけなんだろうね」

キリカ「……前にもこんな話、したっけ」


キリカ「…いずれは私も汚れて、平気で嘘を吐き、偽りの笑顔を浮かべて、愛してもいない相手と過ごさなければならない時が来るんだろう」

キリカ「…人は汚れなきゃ生きていけないんだ」

キリカ「それが、"この"世界の道理。この世界のことわり」

ほむら「……」

キリカ「奇跡か、魔法でもない限りは、こんな腐った世界……変えられやしない」

キリカ「他人を愛し、自分を愛し、そして、何者にも囚われない。全ての"他人"を"自分"から見た世界…」

キリカ「そんな世界になるなんてことは、こんな塞ぎきった世の中じゃあ、まず有り得ないんだろうね」



キリカ「…あぁ、ゴメン。急にヘンな話を始めてしまって……」

ほむら「いいのよ。気にしないで続けて」

キリカ「いや、いい。少し、話題を変えよう」


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