過去ログ - 杉崎「安価でハーレム王を目指す」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)
2012/07/25(水) 23:26:22.26 ID:SCDGyO3y0
杉崎「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ――――――ッ!」

残響死滅『良い調子だぞ鍵。このままならオメガを滅ぼし尽くすことが出来る』

オメガ「グルゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」クワァ

杉崎「遅いんだよ! 幾ら最強の化物でも兄さんと生徒会の皆の力があれば……俺は最強でいられる!」

残響死滅『良し、決めろ! 必殺技だ!』

杉崎「おう! オメガ、これが皆の力を合わせた俺の奥義! 恐怖のBL問答する風神ハーレム死滅ッ!」

オメガ「オォメガ、メガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

杉崎「やったオメガを倒したぞ。これで世界は平和に――――」

残響死滅『待て鍵! どうにも様子がおかしいぞ!』

オメガ「グルウゥウァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

杉崎「そんな! あの奥義を喰らってまだ生きているというのか!?」

残響死滅『有り得ん。鍵の奥義、恐怖のBL問答する風神ハーレム死滅は『存在』という概念を『否定』という概念で侵食し対象を『消す』技。神魔計算上、これを受けて存在を保てる相手が……そ、そうか! そういうことかッ!』

杉崎「兄さん……なんだろう、上手く言葉に出来ないんだけど……なんだか胸の中にぽっかりと穴が開いたような気がするんだ。俺、どうにかなっちまったのかな」

残響死滅『やはり、そういうことか。鍵、もうオメガに攻撃をするな』

杉崎「え?」

残響死滅『オメガは能力を喰らい最上を超えた最上位の怪異だ。あらゆる能力は奴に触れた途端に雲散し傷つけることはできん。しかし我々は奴の吸収力を上回る威力の攻撃をもって奴にダメージを与えていた』

残響死滅『だが奴はお前の力を吸収しきれないと悟り戦術を変えたのだ』

残響死滅『奴はお前の能力を喰っているのではない。お前の力の源、お前が何よりも大切にするもの。鍵……お前の心の中に刻まれた数多の記憶、学園での思い出をやつは喰らっているのだ』

杉崎「!」

残響死滅『(鍵の力は杉崎鍵という人間を基本骨子に我や学園の皆との力を結束させたもの。そして恐怖のBL問答する風神ハーレム死滅は学園の中でも特に深い想いで繋がった生徒会役員の必殺を究極のバランスをもって融合させたものだ。つまりそのバランスが崩れれば、鍵の鎮魂歌は崩壊するッ!)』

オメガ「グルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

杉崎「くそオメガめ! 俺のハーレムを、俺の思い出を、よくも! 俺はテメエみたいな化物の餌にするために、あの学園で過ごしてきたんじゃねぇぇえええええええええええ!」

残響死滅『け、鍵! 止せ!』

杉崎「オラァアアアアアアアアアアアア!」ボコッ

オメガ「ギィイイイイイイイイイルウウウウウウウウウウウウ!!」

杉崎「………………っ」

残響死滅『鍵?』

杉崎「兄さん……なんだか、おかしいんだよ。俺さ、今まで生徒会の皆や学園を守ろうって戦ってきたんだけどさ。なんでだろう、なんだかオメガを殴った時、忘れちゃいけない女性を、失ったような気がするんだよ」

残響死滅『(くっ! やはりかっ!)』

怒涛の超展開。鍵が忘れた人間とは!
>>30(碧陽学園生徒会役員限定)


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