過去ログ - 切嗣「この戦い、僕たちの勝利だ」　士郎「なんでさ」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします（中国地方） ◆tGLUbl280s[saga sage]
2012/07/28(土) 08:54:18.56 ID:GMwjZ5/R0
――――

雁夜「よーし。まず案1からだ……」

臓硯「うむ。ひとつめの、『まず、慎二と桜を避難させます』じゃの」

雁夜「……」


雁夜「良いかジジイ、よーく聞け！」


雁夜「慎　二　君　は　マ　ス　タ　ー　だ　ッ　！　！　！　！　」


臓硯「ほげっ？」


雁夜「『ほげっ？』じゃない！」

雁夜「よぉ〜く聞けぇ、慎二君は史上初の『一度の聖杯戦争で、間桐家二人目』となるマスターだぞ！？」

雁夜「慣れないながらも自らに宿った令呪に歓喜し、間桐の誇りを持ってサーヴァントも従えてるだろうに――」

雁夜「なぜ桜ちゃんはともかく慎二君も避難させるんだ？　ガッデムッッ！！」





臓硯「――――……愚問よの」


臓硯「慎二は、お前の言うとおり喜んで聖杯戦争に参加した」


臓硯「儂もまた、その好意は嬉しい……」


臓硯「　じ　ゃ　が　」

臓硯「安易に大事な孫を争いへは巻き込めんのじゃ。時間がまだ、足りておらんよ」


臓硯「つまりは儂が二騎のサーヴァントを従える。……か。雁夜、お前がライダーを従えろ」


臓硯「儂と雁夜……、それにサーヴァントが2騎になるまでの間と言う取り決めじゃが遠坂も加え、3騎のサーヴァントで間桐を勝たせる」




臓硯「――――どうだ？　何かおかしいかの？」



雁夜「――――――――」


雁夜「無理だ、賛同出来ない」




臓硯「――――なッ、メイドォ」



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