過去ログ - 男「俺の名前は『オズ』。君は?」エメラルド「……」
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43: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 09:38:58.07 ID:4IswfJEC0
隊長「……」

エメラルド「魔法石は輝いていませんでしたが、彼は魔法を使っていたに違いないので“命を奪いました”」

エメラルド「――とでも報告するの?」
以下略



44: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 10:11:57.85 ID:4IswfJEC0
隊長「ぐ、ぐぅ……っ! し、しかし先ほどの異常な力といい、家のことといい、一体どう説明すれば……!」

エメラルド「ありのままを説明すればいいじゃない。今さら何よ」

エメラルド「この大陸にだって、あんなにたくさんの魔法石――不思議な石があるんだから、
以下略



45: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 10:30:50.36 ID:4IswfJEC0
兵士「報告します! 先ほどから建物内を捜索していましたところ……こ、このような物を発見しました!」

隊長「!? こ、これは……っ!」

男「?」
以下略



46: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 11:08:20.88 ID:4IswfJEC0
隊長「自分は異国から来たと、魔法石など存在しない国から来たと、そう言っていたではないか!」

男「(またこのパターンかよっ! め、メンドくせー)……はあ、だってそれ魔法石なんかじゃないですから」

男「俺たちの国では『宝石』って呼ばれてるただの装飾品ですよ」
以下略



47: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 11:23:31.12 ID:4IswfJEC0
隊長「当たり前だろう。俺はこの魔法石に込められている魔力の内容を知らないのだからな」

隊長「第一、このような色をした魔法石を見るのは初めてだ。『特性』すらわからん」

隊長「そもそも錬成されている石なのか……」じっ
以下略



48: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 11:51:04.46 ID:4IswfJEC0
男「! そ、それって俺が外の世界から来た証明になりませんか?」

隊長「?」

男「だって、あなたたちはその宝石を見たことがないんでしょう? つまりこの大陸には存在しない石です」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/28(土) 12:03:29.59 ID:QPCZVBTIO
この人たちがザ・ゴールデン・ジュビリーを見たらどうなるのっと。


50: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 16:18:23.42 ID:4IswfJEC0
男「――ね、言った通りでしょ」

隊長「う」

男「ちなみに、さっきは無理やりだったから抵抗しましたが、ホントは俺も都に連れて行って欲しいんですよ」
以下略



51: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 16:24:47.38 ID:4IswfJEC0
隊長(だが今回は違う。この魔法石……あの小娘の言うように、恐らく女王陛下はこの男に
   会いたいと申されるだろう。そうなるとこの場の判断で勝手に処分を下すのは……非常にマズイな)

隊長「……ふむ」

以下略



52: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 16:26:11.54 ID:4IswfJEC0
男「……」 

隊長「……」 

兵士「……」 
以下略



53: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/28(土) 16:44:36.07 ID:4IswfJEC0
______________

アメジスト国警備隊屯所・宿舎

男「ふぅ」ぼふっ
以下略



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