過去ログ - 男「俺の名前は『オズ』。君は?」エメラルド「……」
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72: ◆gO9QdRWdUw[saga sage]
2012/07/29(日) 15:35:25.66 ID:9ZkVINQQ0
アメジスト「……コホン、『心を読む』魔法です」

アメジスト「魔法に関してはオズ殿も多少の知識はお持ちのようですが、その前提となる魔法石については
      なにかご存知ですか?」

男「えーと、魔法を使うにはまず魔法石が必要で、さらにその魔法石も……確か錬成でしたっけ、
  みたいな作業をしないと魔法が使えない云々の話を昨夜少し」

アメジスト「その通りです。では魔法石の特性についてはいかがでしょうか?」

男「い、いえ全く」

アメジスト「……この大陸に存在する魔法石には産地(色=種類)によって異なる特性があるのです」

アメジスト「通常、魔法石を錬成する際には個別・具体的な魔力、すなわち使用したときに現れる
      魔法の効果を設定することが必要となりますが、その内容は錬成者――魔女と呼ばれる
      者たちの無限の裁量によって行われるわけではありません。それぞれの魔法石、
      各特性に従った内容の魔力を込めなければ錬成は成功しないといわれています」

男「ふむ……」

アメジスト「例えば、我がアメジスト領内でのみ採れますこの紫の魔法石。その特性は<伝達>」

アメジスト「魔法の効果といたしましては主に遠く離れた場所での会話、風景、その他様々な出来事の
      伝達を可能にさせることが挙げられます」


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