3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/27(金) 02:21:35.54 ID:5GufPHXCo
「そこを何とか、経費で頼むよ」
「だーめーでーす!
この距離でタクシーを使うくらいなら歩いてください!
その方が健康にもいいですよ?」
「しかしながらだね…」
「それに!社長はエアコンを使いすぎです!光熱費がかかってるのはそのせいですよ?」
「わかったよ…」
小鳥が勤めるのは小さな芸能プロダクションだった。
事務の人間は小鳥一人で、社員といえば能天気な社長と、
いかにも敏腕プロデューサー、という雰囲気を持った律子、
そして、いまいちさえない感じのもう一人のプロデューサーの三人だけだった。
ちょっと前まではアイドルたちが頻繁に出入りしていたのだが、
忙しくなった今となってはそれもほとんどなくなってしまっていた。
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