46:>>2 微修正[sage]
2012/07/28(土) 19:24:03.13 ID:UV+Tamzdo
音無小鳥は自分の苗字を気に入っていた。
だって音が無いで音無、なんてちょっと切なくて素敵じゃないか、
そんなふうにぼんやり思っていた。
母にそのことを伝えると、
いつか小鳥も結婚するんだから、苗字だって変わってしまうのよ
と言われ、そんなの嫌だなんてわめいたものだ。
しかし、あれから十数年たった今でも、
結婚はともかく彼氏、それどころか男友達の影さえない生活を送っていた。
職場の男性以外とプライベートで話したのはいつか、
なんて思い出せないくらい出逢いの場が少なかったのだ。
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