53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:02:54.18 ID:UV+Tamzdo
女医はそう笑って言ったものの、そんな悠長に構えてはいられなかった。
会社勤めを続けなければ生活がままならないのだ。
経理などの事務作業で数字を扱うだけならまだしも、
このままだと電話を取り次ぐこともできやしなかった。
社長に手紙で事情を説明すると、
そんなのすぐに治るよ、クビになんてしないさ、
と言ってくれたのは救いだった。
それから夜にかけてたまった伝票を
誰もいない事務所で片付け、
プロデューサーが外まわりから戻るのを待った。
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