9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/27(金) 02:28:16.48 ID:5GufPHXCo
「おかしいですねえ。咽頭には炎症がありませんねえ」
粘るような口調でその老医が言う。
小鳥はボールペンをノートに走らせた。
声が出ないと、筆談以外のコミュニケーション手段がないのだ。
[そんなはずないです。風邪のせいに決まってます]
「でも、のどは痛くないでしょう?」
確かにのどに痛みはない。
唾液を飲んでも食事をとっても何の違和感もなかった。
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