過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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◆ClmoeYz2r6
[saga]
2012/07/27(金) 21:17:05.86 ID:N+Z7/Leeo
弟子「……某は、貴族の生まれです。祖父の代から武人の家系です」
女騎士「あら、わたくしと同じでして?」
弟子「はい。ですが、ここ以外でお会いしたことは無いと思います。某は5人兄弟の末子ですので」
弟子「長男は家督を継ぐのに方々へ顔を売って根回しする必要がありますが、末子ともなれば、どうにか自分で食い扶持を稼ぐ必要があります」
弟子「その代わりに身分としては気楽なモノではありますが」
弟子「余談ですが、五人兄弟で男子は一番上の兄と某、その間に三人の姉がおり、姉はいずれもまだ嫁いでおりません」
弟子「某は、騎士の家系ということもあり、次第に剣へのめり込んでいきました。いずれ、軍人にでもなれればと思ってました」
女剣士「なるほど、剣の心得があったのはそういうことか」
弟子「はい。皆さんにはまるで叶いませんが。世の中とは広いものです」
女剣士「…………」
弟子「……さて、我が家と長い確執のある、ある名家があります。代々、内政を司る、伝統ある家系です」
弟子「そもそもの始まりは、某の祖父が図らずも、あちら側の祖父に恥をかかせる形になったことと聞いております」
弟子「この辺りの詳しい事情は、某も聞かされておりません。ただ、祖父は『自分は正しいことをした』と申しております」
弟子「あるいは、祖父が戦の軍功で地位を獲得した、いわゆる『成り上がり』であることも、向こうは気に入らないのかも知れません」
弟子「ともかくも、その名家は格としては当家と同等で、一方的に火花を散らすというか、目の敵にされていたというか……そんな関係です」
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