過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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27: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:27:03.05 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「――という具合で時間稼ぎをしている間にそれとなくわたくしたちが貴方から事情を聞き出し」

女侍「さりげなくドア越しに、剣士殿の耳に入れるという作戦だったのです」

女剣士「予定にない挑戦者はあったが、まぁタイミングを失敗したなら、次回やり直せば良いだけのことだからな」

剣士「いや、途中から薄々は気付いてたよ? 本当だよ?」

女暗殺者「……で、『聞いてしまった』けど、どうするの? 剣士」

剣士「…………」

剣士「話が途中からだったから、確認させてくれ」

剣士「兄の死で不審な点は三つ」

剣士「1、試合の直前に突然体調を崩した」

剣士「2、折れるはずのない剣が折れた」

剣士「3、持病もなく、外傷もないのに、唐突な心臓の停止」

弟子「そ、その通りです」

剣士「……1と2については、今は何とも言えないな。だが、3は答えられる」

剣士「というか、戦場で鎧の上から衝撃を通す技術については、昔からある」

剣士「ただ、皮膚にすら痕跡を残さず、心臓だけに打撃を与えるとなると、相当な技術が必要だ」

剣士「秘奥か、さもなくば……禁じ手とされる類の技術だね」

剣士「話を聞く限り、その長子にそんな真似ができるとは思えないが、そうなれば……」



弟子「……替え玉!」


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