過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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31: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:31:58.42 ID:N+Z7/Leeo
――10分後


女侍「おや、これは……?」

剣士「触 る な!!」

女侍「きゃっ」ビクッ!

女騎士「び、びっくりしましたわ……なんですの」

剣士「脛当てか。貸せ」

剣士「…………」カチャカチャ

剣士「見ろ。裏地に細い針が埋めてある」

弟子「こんな細工が……いつの間に」

剣士「おそらく、御前試合の直前だろうな。針先が上の方に向けてある。履くときに刺さりやすいようにだ」」

剣士「会場まで甲冑を運んだのはいつだ?」

弟子「……前日には人を使って、運び入れてありました」

剣士「なら、夜の間に細工をすれば十分だな」

剣士「あぁ、触るなよ。多分、毒が塗ってある」

弟子「毒……それが、兄の体調が悪かった原因ですか……」

剣士「多分、弱い毒だろうがね。相手の目的は、あくまで試合中での『事故』だから。毒で殺してはあからさま過ぎる」

弟子「肌に刺されば、気付きそうなモノですが……」

剣士「一緒にしびれ薬も塗っておけばいい。皮膚の感覚を鈍くする程度にな」


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