過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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47: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:50:19.92 ID:N+Z7/Leeo
――酒場の外
弟子「……女侍殿」
女侍「なんでしょう?」
弟子「…………ありがとうございました。お陰で、頭が冷えました」

女侍「はて、なんのことでしょうか? 私はただ、おとぎ話をしただけですが」クスクス

弟子「……恐れ入りました」

女侍「お粗末様です。それはそうと……いらしていたのですね」

剣士「お、気付いたか」

弟子「!」

弟子「(い、いつの間にこんなに近くに!)」

剣士「こっちは気付かなかったか。ま、仕方ないな。店の中でも客に混ざってたんだが」

女侍「お店では、付けひげをつけてましたから、それは少々意地悪では?」

弟子「………………恐れ入りました」

剣士「動きは?」

弟子「…………なさそうです」

女侍「そうですね。もし、警護兵が嘘をついていて、相手の正体を知っていれば、すぐに知らせに走るはず……」

弟子「帰った振りをして見張っていたのですが。直接繋がっているなら、このまま追跡できたのですが……やはりそう簡単には尻尾をつかめませんね」

剣士「ただ、御前試合において、ある程度まとまった金が動くとなると」

女侍「例の賭け事ですね。やはり」

剣士「今日はこんなもんだな。あとは女騎士の方が上手くいっていることを願おう」

女侍「そうですね……おや」ヨロッ

剣士「おいおい、大丈夫か?」

女侍「ふふ、少し酒量が過ぎたようです。腕を借りてもよいですか?」キュッ

剣士「もう組んでるじゃねぇかよ……本当はそれほど酔ってねぇだろ」

女侍「ふふ、だって、せっかく独り占めできる貴重な機会ですもの」

弟子「そ、某は、先に戻っておりますので……」アセアセ

剣士「悪いね、気を遣わせて」

女侍「…………ふふ」ギュッ


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