過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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51: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:55:54.90 ID:N+Z7/Leeo
騎士父「まぁ、家督は騎士兄が継いでくれます」

騎士父「正直、父親としては、騎士などという危ない仕事は辞めて嫁に行って欲しいというのが本音でしてな」

騎士母「貴族の娘は政略結婚が普通ですが、やはり女騎士の幸せが一番ですもの」

騎士兄「妹が見初めた殿方なれば、間違いはないでしょう。また、間違っていたとしても些細なこと」

騎士兄「妹も自分の責任は自分で取れますし、何があっても帰ってくる家は、ここにあるのですから」

騎士兄「そう、例えマゾでも!」キリリッ

剣士「……はぁ、なんか、凄い人達と知り合いになってしまったようだ」

女騎士「普通ですわ。わたくしは、ただ真っ直ぐに、剣士様をお慕いしているだけです」

女騎士「自分の欲望にも正直、感情にも正直、家族にも正直というだけですわ」

騎士父「そうそう、だから、娘の他に三人の女性が居ても、私たちは気にしません」

剣士「いや、俺が言えた義理じゃないけど、気にしよう? そこは気にしとこう?」

女騎士「わたくしが良いと言っているから、良いのです!」フンスッ

剣士「はぁ……そうですか」

剣士「……意外と苦労の多い性格だったんだな」

女騎士「苦労? なんのことでしょうか」

女騎士「もちろん、正直でいるためにある程度の代償や軋轢などはありますが、それはわたくしの責ですもの」

女騎士「責任ではありますが、苦労ではありませんわ」

剣士「……あれ? ちょっとかっこよく思ってしまった」

女侍「ほとんど悟りの域ですね」



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