過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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63: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:19:45.92 ID:N+Z7/Leeo
――数日後 夜 名家の屋敷


名家「さぁ、これが3ヶ月前、御前試合の報酬じゃ」

黒剣士「…………うむ」ジャラッ

名家「支払いが遅れてすまなんだな。しかし、ほとぼりが冷めるまでは、お主には身を隠して貰わねばならなかった」

黒剣士「…………解っておる」

黒剣士「…………だが、剣への細工については、聞いておらん」

名家「気を悪くするな。保険じゃ」

黒剣士「…………あれのせいで戦闘不能となり、1本目が終わるところだった」

黒剣士「…………『やめ』の合図の後で強引に心臓へ『通し』を行ったが、危うかったぞ」

名家「2本目に入ってしまえば賭けは成立してしまうからな。そうなれば返却額を操作する計画が台無しじゃ」

黒剣士「…………確かに、毒針を仕込めと指示はしたのは俺だ」

黒剣士「…………兄は強かった。万全の体調では、『通し』が出来たかは……怪しかった」

名家「承知しておる。まったく、成り上がりらしく、腕っ節だけは強いものじゃてな」

名家「剣について余計なことをしたのは謝る。お主の腕を信用してないわけではないが、こちらとしても気を揉むものよ」

黒剣士「…………」



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