過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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78: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:47:19.76 ID:N+Z7/Leeo
――選手控え室


名家「えぇい! 何をしておるか! この愚図めが!!」

長子「くっ……あの弟子、以前、道場で立ち会った時とは、まるで実力が……」

名家「言い訳はよいわ! えぇい、忌々しいっ! 我らが名家を差し置いて、あの成り上がりの息子を国王自らお褒めになるなど……」

名家「この国始まって以来の珍事じゃ! 何を考えておるのじゃ、あの王は!」ドカッ

机「」

名家「ぜぇ……ぜぇ……」

名家「ふん、まぁよい……こちらの細工は仕上げておる」

名家「毒薬の効きが悪いようじゃが、2本目が始まる頃には体に回るじゃろう」

名家「こうなるなら、もっとたっぷり塗るように指示すればよかったわ」

名家「よいか、剣への細工も済んでおる。打ち合っておればいずれ折れるであろう。じゃが、念には念をじゃ、これを使え」

長子「こ、これは……真剣では」

名家「おうよ。これなら、剣も折りやすかろう。なんなら、奴に突き立ててやれ」

名家「試合中の事故じゃ。観客も少ない。どうとでもなるわ。どうせ元々、あの末子には死んでもらう予定だったからな」

名家「上手くやれよ」

長子「……」


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