過去ログ - 番長「ストライクウィッチーズ?」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[saga]
2012/08/01(水) 22:30:51.39 ID:GTxeoelz0
【数日後】

鳴上 「坂本さん! 今日もお願いします。」 ペコリ

坂本 「いや、きょうはそいつは使わん。別のことをしよう。銃を撃ったことは?」

鳴上 「無論、ゼロだ。」

坂本 「だろうな。そこで、今日はコイツで訓練だ。」 ガチャガチャ

鳴上 「これは……マシンガンとか、そういうものですか?」

ペリーヌ 「正解ですわ。それはカールスラント製のMG42 GPMGですわ。」

鳴上 「ペリーヌさん、どうしてここに?」

宮藤 「じーぴー……何それ。」

ペリーヌ「ナルカミなんはともかく、どうして軍属の宮藤さんが知らないのかしら?」

リネット 「えっとね、汎用機関銃って意味よ、芳佳ちゃんにナルカミさん。」

坂本 「ペリーヌには私の補佐をしてもらおうと思ってな。助かるよ。」

ペリーヌ 「いえ! 少佐の為なら喜んでお手伝い致します! オホン、汎用というのは歩兵用、車載用、対空用。ウィッチ用。どの用途にも扱える、という意味ですわ。ミーナ中佐達も使っているオーソドックスな銃ですの。」

鳴上 「しかし重いな、これ。こう構えるのか?人に向けちゃダメなんだろ。」 カチャ

坂本 「そうだ、といいたいが。」

ペリーヌ 「魔法を使わなければマトモに扱えませんわ。早くなさい。」

鳴上 「分かった。」 スウ……パァァ

坂本 「ほぉ、キツネか。なかなか面白い。」

ペリーヌ 「それに関しては上出来ですわね。整備は後程ですが……それじゃあ、構えてみなさい。」

鳴上 「こうだな。」 カチャ

ペリーヌ 「そう、セーフティはセミオートに。肩をストックに付けて。頬を当てるの。」

坂本 「なかなか教えるのが上手いじゃないか。後はよろしく頼む。私は宮藤やリーネを見ている。」

ペリーヌ 「え? 少……」

坂本 「じゃあ、任せたぞ。さあ宮藤、リーネ。お前たちも武器を取ってこい。

宮藤・リーネ 「は、はい!」 タッタッタ……

ペリーヌ 「そんな……」

鳴上 「大変だな。ペリーヌさんも。」

ペリーヌ 「うるさいですわね。さあ、スライドをお引きになって!」

鳴上 「あ、あぁ。」カチッ

ペリーヌ 「的は海上に見えますわね? 自信が無ければ地べたに這って構えてもよろしくてよ。」

鳴上 「いや、多分平気だ。行くぞ。」 タンッ タンッ タンッ

ペリーヌ 「上に逸れましたわね。魔力を解放したなら反動を抑えられましてよ。」

鳴上 「やってみる。」 タンッ タンッ

ペリーヌ 「今度は下。もう少し上を狙いなさい。弾は山なりに飛ぶし、サイトは銃口よりも下にあるの。考えなさい。」

鳴上 「分かりやすいな。わざわざすまないな。」

ペリーヌ 「べ、別にこのくらいの指導など当然ですわ。持てるものの義務。ノブレス・オブリージュというもの。」

鳴上 「今後も救世主たらん……いや、何でもない。続けよう。」

> しばらくペリーヌに射撃の指導をしてもらった。


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