過去ログ - 番長「ストライクウィッチーズ?」
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824:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[saga]
2012/09/12(水) 20:36:34.20 ID:DCInCBiB0
バルクホルン 「そうだ。何かおかしいとおもった。ペリーヌの様子、何だか、変じゃなかったか……」

ルッキーニ 「いつもあんな感じじゃないのー?」

鳴上 「いや……なんというか、初めて会った時みたいだった。」

鳴上 「何かに焦っているみたいだ。」

シャーリー 「流石によく見てるな。」

ハルトマン 「お兄ちゃんってこと?」

鳴上 「あまり茶化すな。」

ミーナ 「あら、珍しいわね。トゥルーデとシャーリーさんが揃ってくつろいでるなんて。」

シャーリー 「ええ。たまには喧嘩無しでぐでっとしたいみたいです。妹に会って安心したんでしょう。」

バルクホルン 「よっ! 余計なことを言うなリベリアン!!」

ハルトマン 「トゥルーデ、あの話。しないと。」

バルクホルン 「……そうだったな。すまん、少しミーナに話がある。」

鳴上 「どうぞ、いってらっしゃい。」

ハルトマン 「んじゃね。コーヒー、ごちそうさまー。」

> 三人は行ってしまった……


ルッキーニ 「うにゃ……くふぁ……眠い……」 ゴロン

シャーリー 「こら、よりかかるなって。」

鳴上 「その割りには、にやけてるぞ。顔。」

シャーリー 「ははっ、そうかもな。何だかほっとけなくてさ……」

シャーリー 「アタシとルッキーニがさ、規律とか苦手なのは知ってるだろ?」

鳴上 「ああ。」

シャーリー 「アタシは無断でストライカーを改造したり、してこっちに送られた。」

シャーリー 「能力を惜しんでなんて言っても、まあ体のいい厄介払いだ。」

シャーリー 「あ、誤解しないでくれ。ここでの暮らしは気に入ってる。」

鳴上 「もちろん分かってる。」

シャーリー 「ルッキーニもそんな感じだったんだ。ああいう性格だし甘えたい盛りだ。」

シャーリー 「似た者同士ってわけだな。だから、つい世話を焼いてさ。なんだかんだ可愛いよ。」

シャーリー 「なあ、ナルカミも、こっちの生活は慣れたか?」

鳴上 「楽しくやってるよ。お陰でな。」

シャーリー 「でもさ、この隊も……ここの防衛って大義が無くなったら解散だよな……」

シャーリー 「お前も、いつか居なくなってしまうんだろ?」

シャーリー 「……たまに、夢に見るんだ。振り向いたら、ナルカミが居なくなってる。」

シャーリー 「探してもどこにもいない。ルッキーニとか、皆に聞いても誰? って顔をするんだ。」

鳴上 「心配するな。居なくなる前には、絶対に一言伝えるさ。」

シャーリー 「なんて?」

鳴上 「泣くんじゃないって。な。」

シャーリー 「お前……そんな恥ずかしい言葉を素面で言うなんて、才能かもな。まあ、あんがと。」

> シャーリーの心の奥に触れた気がした……




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