過去ログ - 番長「ストライクウィッチーズ?」
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870:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[saga]
2012/09/20(木) 21:16:30.43 ID:u5H+4SP50
【数時間後 講堂】
> 全隊員がミーナ隊長に呼び出された。
ミーナ 「あまり時間が無いから、用件だけを伝えるわ。」
ミーナ 「宮藤さんが、脱走したわ。」
シャーリー 「……まさか、ネウロイは敵じゃないかもといってたの。マジで確かめに!?」
バルクホルン 「否定はできんな……」
鳴上 「……」
ミーナ 「上からの報告はこうよ。直ちに出撃して、宮藤さんを撃墜しなさいって。」
ハルトマン 「……話が、急すぎない?」
バルクホルン 「アイツを……撃墜?」
サーニャ 「……芳佳ちゃん……」
鳴上 「……ふざけるな! 宮藤を撃墜だって? 仲間なんだぞ!。」 バン
鳴上 「ここの世界じゃ、銃は守るために撃つんだろ! 人を殺すためじゃないだろう!」
鳴上 「こんなので守れるのはただの体面だ。そうやって人に銃を突きつけたら……戦争も同じだ!」
ミーナ 「落ち着きなさい。鳴上君……」
鳴上 「何もかも納得出来ませんよ。ハルトマンの言う通りだ。まるで、待っていたようなタイミングじゃ」
ミーナ 「もう一度しか言わないわ……落ち着きなさい。鳴上悠軍曹。」
鳴上 「っ……」
鳴上 「……出すぎた真似でした。」
ミーナ 「……誰も納得してるわけじゃないでしょうけど。こちらに決定権は無いわ。」
ミーナ 「でも、撃墜は、最終手段よ。多分命令伝達に手違いがあったとでも誤魔化せるわ。」
ミーナ 「鳴上君……皆、考えてることは同じなの。」
鳴上 「……」
鳴上 「……1つだけ、話をしてもいいですか。」
ミーナ 「手短に。」
鳴上 「宮藤の言った、ネウロイは敵じゃない……ここの皆は信じてないと思う。」
鳴上 「だから、1つだけ忘れないでください。真実は見たい人の思いで都合よく姿を変えるってことを。」
鳴上 「都合よく真実を見てるのは宮藤かもしれませんけど。」
ミーナ 「……リネット軍曹は自室待機。宮藤さんの代わりをお願い。」
ミーナ 「ペリーヌ中尉と鳴上軍曹は少佐の看病を。何をしでかすか分からないから……」
鳴上・ペリーヌ・リーネ 「了解。」
ミーナ 「それでは、出撃準備を。解散。」
> 皆は慌ただしく格納庫へ去っていく……
エイラ 「ナールっカミ。さっきのハッパ、かっこよかったゾ。」
エイラ 「だかラ、こっちは私に任せロ。ちゃんと宮藤を連れて帰ってやっから。」
エイラ 「誰か1人でも欠けちゃ、部隊を守ったなんて言えねーカラ。」
> エイラからの気遣いを感じる……
鳴上 「頼りにしてるぞ。」
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