過去ログ - 煌「ここが清澄高校ですか……」照「麻雀部は無期限活動停止中だ」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/07/28(土) 03:20:31.91 ID:5guJZlrd0
そして放課後

友人『噂で聞いたんだけど、去年の新入生が上級生達を徹底的に倒しちゃったらしくて。
   その倒し方っていうのが、東一局だっけ?
   最初は絶対に誰かに和了らせて、次からはわざと安い手で和了ってどんどん点数を上げていくんだって。』

煌(その噂が本当なら……)

友人『明らかに手加減してるよねー。
   部員の人達はしばらく気が付かなかったらしいんだけど、気付いてからは必死に止めようとしてたみたい。
   でも誰かの点数が無くなるまでそれが止まる事がなくって、全員自信を無くしちゃって退部しちゃったんだって)

煌(その方はきっと……)

友人(確か、その人の名前が―――)

煌(東場で爆発的火力を発揮する片岡さんみたいに、何か特別な力を持っているのかもしれません)

友人(―――宮永照っていうんだって)

煌(すばらっ! とてもすばらです!)

放課後・麻雀部部室

煌「たのもー!」

照「……」

 照は麻雀卓に備え付けられている椅子に座り読書をしている。
 煌の事などいないものであるかのように文庫本から目を離さない。

煌「貴方が清澄高校唯一の麻雀部員、宮永照さんですね」

照「……」

煌(まるで話を聞いていません。すばらくない)

煌「って、貴方もしかして入学式の時に校門でぶつかった……」

 宮永照と呼ばれた少女は声のした方へ振り向く。

照「ああ、あの時の」

 が、すぐに目線を手元に本に戻す。

煌「今もですけど歩いたり話したりする時くらい本から目を離しなさいな」

照「今ちょうどいい所、邪魔しないで」

煌「いやその気持ちは分からなくは無いですけど、今は部活の時間なのでは?」

照「部員が一人だけの麻雀部では何も出来ない。だから無期限活動停止中」

煌「じゃあ新入生を勧誘するとか友達を誘うとかメンツを揃える努力を―――」

照「それは無理。私と麻雀したいって人はもうこの学校にはいないから」

煌「えっ」

 照は椅子から立ち上がりカバンを手に取ると部室を後にする。
 先ほどまでずっと読んでいた文庫本はカバンの中に仕舞われていた。

煌「忠告、ちゃんと聞いてくれたんですね」

煌(したがる人がいないのに未だに麻雀部の部員なのは、自分はまだ麻雀がしたいと言ってるようなものですよ)

煌「っていうか、去年新入生だったって事は二年生だし先輩なんですよね……
  なんだか言動が子供っぽいからすっかり忘れていました」



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