過去ログ - P「拙者はぷろでゅーさでござる」
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16:>>1[saga]
2012/07/29(日) 13:28:16.49 ID:rxNWLLFR0

貴音「その刀は模造刀だと聞きましたが、どうやら違ったようですね」

P「……」

貴音「そうあまり睨まないでください」

 その言葉にPは暫く四条貴音を探るように見ていたが、再度襲ってくるようなことはないと確信するとその全身の力を抜いた。

P「驚いたでござる。まさか四条殿がこちら側であったとは」

貴音「私も驚いております」

P「狐火……狐憑きでござるか?」

貴音「似ているようで、少し違います。ですが、殆ど同じだと考えて良いでしょう」

P「ふむ……しかし、まさか同僚がこんなにも近くに居るとは思いも知らなかったでござる。全く気配がなかった」

貴音「同僚、と言うのは少し語弊があります。私は代々伝わる術を少し継承しているだけ。戦う術は生憎持ちあわせていないのです」

P「……」

貴音「むしろ、現代の世に置いて魑魅魍魎の類を斬って捨てようなどと考えられるのは極少数です」

P「そうでござるか」

 Pは改めて四条貴音を見る。相変わらず狐火が周りを動いている。こちらが四条貴音の霊力を察知できなかったのも『狐に化かされた』からなのだろう。

P「……それで、四条殿は拙者に何の用でござろうか?」

貴音「……単刀直入に言って、手伝ってもらいたい事がございます」

 その言葉。勿論此方側の話だろう。

P「話を聞こう」

貴音「ありがとうございます。実は、秋月律子嬢の事なのです」



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