33: ◆b5KTejaQ5w[saga]
2012/08/03(金) 11:38:17.38 ID:wWFgf22no
絹旗(素手だけでこれは超強いですね。まあ私も能力使えば超余裕でしたけど)
のび太「君、怪我はない?」
絹旗(…取り敢えずここは不良から助け出された超か弱い女の子ってことにしておきましょう。
お陰で能力使わずに済みましたし)
絹旗「ありがとうございます。お陰で超助かりました。折角なんで名前を超教えてください」
絹旗(これでお礼する流れにした方が超自然ですし、名前まで聞いておくのが超テンプレです)
のび太「どういたしまして、僕の名前は野比のび太」
ジャイアン「俺の名前は剛田武。仲間内ではジャイアンって呼ばれてるけどな」
絹旗「私の名前は絹旗最愛です。兎に角今回のお礼が超したいんですが」
のび太「いや、でもあんな路地裏通って近道するって事は急いでたんだろう?悪いよ」
ジャイアン「急ぎの用ならさっさと片付けた方がいいしな」
絹旗「えっ、あっ…」
のび太に予想外の所を見破られた事に驚き、戸惑う絹旗。実際遅くなったら麦野が怖い。
絹旗「いや、じゃあせめてメールアドレスだけでも」
絹旗(しまった。意地になり過ぎて超余計な個人情報を教えるハメになっちゃいました)
のび太「まあそこまで言うんだったらメアド位は」
絹旗(断れよおおおおおおおおおおお!)
自身の算段が全て崩れた絹旗であった。
暗部に身を置くもの同士の、本の些細な、表でのすれ違い…の筈だった。
結果その点と点は、思わぬ形で結ばれた事になる。しかし本来も、いずれは邂逅する筈だった。
暗部の闇の中、殺し合う敵として。
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