過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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323:tell you that I love ...(4)[saga]
2012/09/02(日) 22:55:41.48 ID:X0Rzf6dT0
しばらくして、クラス対抗戦のメンバーが赤土先生から発表された

「よーし、じゃあメンバーを発表するよ。私から発表するのはメンバーだけだ。その5人で集まってオーダーを考えてほしい。団体戦は総合力、1人だけ突出していても勝てるものじゃない。短い期間だが、チームワークを育てるためにもオーダーを全員で考えるところから初めてほしい。じゃあ名簿順に発表するよ」

そう言って、名簿に目を落とす先生

「新子憧」
「はいっ」

一緒に打つ機会が何回かあったけど、強いというよりは上手いという感じの打ち筋だった。誰が相手でも無難にこなすという点では、団体戦向きかもしれな



「大星淡」
「はーい」

ま、当然よねー

「高鴨穏乃」
「よっしゃー、頑張りますっ」

正直よく分からない子、逆境には結構強いけど、変なとこで無茶したりとにかく安定しない。他にもいたと思うんだけどなーというのが正直なところ

「原村和」
「はい」

まあ実績からしてもここは外せないのだろう

1年生はまだ正式なランクはないから、入試とか中学までの実績とかでランクを決めるみたいだけど、その暫定ランクで1位なのは事実だし。ただ、教科書通りって感じで打ち筋はあんまり好きじゃないけどね

ちなみに私は中学時代の実績がないという理由で、暫定ランクは150位らしい
まあすぐに上がるからいいけどさ

「そして最後、宮永咲」
「は、はいっ」

ま、ここも当然でしょ
とはいえ、まだまだ咲の底は知れない。正直、まだ実力を出してないっていうか、出すことを恐れているっていうかそんな感じがする
全然遠慮することなんてないのに・・・じれったい

「じゃあこの5人で昼休みにでもオーダーを話し合ってみてくれ」

朝のホームルームはそれで終了した
先生が出て行くと、すぐに声を上げたのは憧だった

「じゃあクラス代表のメンバー集合!」

みんなが集まると、憧がみんなにメモ用紙を渡した

「あんまり時間ないし、とりあえず昼休みまでに自分の希望のポジションと、全体のオーダーを各自考えておきましょう。全体は無理でも、とりあえず自分の希望するポジションだけは考えること、いいわね」

こういう仕切りは憧に任せておくのがいいっていうのは付き合いの短い私でも分かることだったので、誰も文句を言わずメモ用紙を受け取った


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