過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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332:tell you that I love ... (5-1)[saga]
2012/09/04(火) 21:28:50.99 ID:hPMHQG//0
「咲はその気になれば、どんな局面でも±0にする。でも、団体の先鋒だったら合ってるかもしれないな。どんな相手でも、10万点を2半荘で11万点にして戻ってくるんだから」
「それって、照相手でもそうなの?」
「そうだよ」
「それは、なかなかになかなかだね」

塞が少し呆れ気味に言う、そして

「とりあえず、宥にその咲ちゃんの打ち方がどんなのか教えてあげなよ。多分、妹さんの方も、お姉ちゃんの打ち方はこう、みたいな感じで話をするだろうしさ」
「あ、じゃあ私も玄ちゃんの打ち方を塞ちゃんに教えればいい?」
「まあ玄ちゃんは学校内の牌符もあるし、ドラゴンロードは有名だから牌符見て疑問点があったら質問するよ」
「うん、わかった」

となると、私から宥に教えることになる

「どうする、明日から学校休みだけど・・・」
「放課後は、私は部活があるから遅くなっちゃうよ?」
「相談するんなら週末にしとかんとまずいんちゃう」
「じゃあ週末にみんなで集まればいいよー」
「いや、みんなで集まる必要はないからね、豊音」
「えー、みんなで集まりたいよー。寮にいても暇だしー」
「わがまま言わないの」
「えーん、塞のケチー」

なぜか豊音と塞の言い合いになってしまった・・・
さてどうしようか

「あの、例えばだけど・・・」

おずおずと宥が手を挙げた

「予定が合えばだけど、土曜日の午前に私と照ちゃんで話をして、午後にみんなで集まるとか。土曜日に2人で会って、日曜日にみんなで会うとか、予定をうまく合わせられれば両方できるんじゃないかな? 対抗戦に向けて親睦を深めておくっていうのも、必要だと思うし」
「それええアイディアやな」
「わーい、私はいつでもいいよー」
「私たちはいいけど、照と宥は大変じゃないの?」
「予定が合えば、私もそれでもいいよ。晩御飯までに帰れれば大丈夫」

結局、怜が土曜日は部活があるということだったので、土曜日に私と宥が会い、日曜日は午前中に学校に集まってみんなで打ち、午後はどこか遊びに行くということになった
授業に麻雀があるくらいの学校なので、届けさえ出しておけば生徒は自由に出入りして麻雀卓を使っていいことになっている

「どうする宥、どこで会おうか?」
「どこかで一緒にお昼ご飯食べて、それから落ち着いて話せる場所に行こう。図書館なら照ちゃんの家から近いし、どうかなぁ」
「とりあえずそうしようか。途中でなにか思いついたら変えたらいいし」

あまり外食しないけど、近くにいいお店あったかな・・・
そんなことを思いながら、咲が作ってくれた卵焼きを口に運んだ


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