過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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463: tell you that I love ...(7-7)[saga]
2012/09/26(水) 23:28:23.34 ID:UgNQJfeS0
「あー、ならなおさら、中堅で3年1組がトぶのが理想ですわ・・・」

3−2は学年ランク2位の愛宕洋榎
2−10は学年ランク3位の神代小蒔
1−5は学年暫定ランク1位の原村和
そんな中、園城寺先輩だけは、学年ランク103位

客観的に、ここで園城寺先輩がトんでもなんら違和感はない

もともと3年2組と2年10組は、3年1組を倒すために組まれた刺客
そこに勝ってもらわな困るわけで、そもそもトばす候補に入るはずもない

「とりあえず、一番の護衛対象は怜や」
「ありうるとしたら、真瀬先輩のように部活絡みの脅しでしょうか?」
「でも怜はマネージャーやろ。あるなら、竜華のレギュラー剥奪みたいな脅しになるかもしれんな」
「おばちゃん、いや、愛宕先生がそんな脅し使うやろか・・・」

曲がったことは嫌う人やし、いくら理事長絡みでもそこは断ってくれると思いたい
あー、でもおばちゃん確か派閥が理事長派やん、あんまり期待は出来んかも

「そうは言っても、同じ脅しは使えんとは思う。由子はレギュラー当落線上くらいやから外されても不自然やないけど、竜華とセーラはエースと4番やからな。そうそうレギュラーから外すのは難しいやろ」
「となると、怪我させるとかそんなことしてくるんでしょうか?」
「そこまで強攻に出てくるとは思わへんが・・・。とりあえずセーラと新免、体育会系のノリでよく話すらしいから、セーラには寮に向かってもらってる」
「寮?」

試合が終わってまだそんなに経っていない
園城寺先輩はまだ寮には戻っていないのではないだろうか

「怪我させたら、見た目でわかるやろ。だから分からん方法を取ってくる・・・・杞憂で済めばええけどな」

大きくため息をつき、末原先輩は窓の外を眺めた
その時、校内放送が鳴り響く

『2年10組愛宕絹恵さん、至急職員室まで来てください』

声こそ事務員さんの声やが、これは・・・

「ん、絹ちゃん使って何する気や?」

なんとかするなら中堅まで、その前提が崩れかねない動き

「どないします、様子探りに行きます?」
「いや、私たちが動いていることは極力悟られたくないし、別に何でもない用事なのかもしれへん。3年1組でないなら、下手に動かん方がええやろ」
「そうですな・・・」

他のクラスへの働きかけならば、危害ということはないだろう・・・

「あと、別件で調べてほしいことがあるんやけど」
「なんでしょ?」
「過去のクラス対抗戦、部活対抗戦、冬の個人戦。それぞれの優勝者調べてくれんか、ここ10年くらい」
「まあ、よろしいですけど・・・・何の関係がありますの?」
「いや、杞憂ならええんやけどな・・・」

返答になっていない返事が返ってくる
表情からするに、これ以上は望めそうもなかった


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