過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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tell you that I love ...(8-3)
[saga]
2012/10/13(土) 00:25:19.38 ID:4uu3wBVz0
「怜さん、怜さん! 大丈夫ですか!!」
煌の声で、私は現実に呼び戻された
「ああ、すまんな・・・」
「体調悪いなら無理すんなや」
「もう、大丈夫や・・・」
洋榎がそう言うけど、はいそうですかとゆうわけにはいかない
荒れる息を整える
でもこれ、もう1半荘ももたんかもしれんな・・・
精神的にかなり消耗してもうた
正面を見ると、神代は確かに目を覚ましていた
「あ、すみません、寝てたみたいです」
「・・・対局中に寝ているとか、そんなオカルトありえません」
原村がツッコミを入れる
でも、世の中はオカルトで溢れとるんやで・・・
「なあ、神代?」
「はい、なんでしょうか」
「寝てる時って、どんな気分なん?」
「・・・さあ、寝てますので分かりません」
さっき謝っていたのは素の神代かと思ったんやけど、覚えてないんやろうか・・・・
まあええか
神代が起きているなら、もう未来を見ても問題無い
それに何かあっても、きっと竜華が助けてくれる
「悪かったな、じゃあ、始めよか」
初っ端から2巡先を覗く
気がつけばいつの間にか点数は4万点を切っていた・・・
なにをやっとるんや、私はっ
ラス親やし、ここで取り返したる!
「ロン、12000!」
「は、はいっ」
8巡後、神代から出上がり
っていうか神代からどれだけ取られとるって話や・・・
「はあ、はあ・・・」
息が荒れる、体も震えだしてきた
このくらいの無茶がなんや、まだ取り返さなあかん点棒が半分も残っとるんやで
神代の差し出す点棒を受け取ろうと、手を伸ばす
瞬間・・・・
「あ、れ?」
視界が歪む
牌が崩れる音がする
自動卓が牌をかき混ぜる音を間近で聞きながら
私の意識は闇に溶けた
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