過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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tell you that I love ...(8-5)
[saga]
2012/11/02(金) 00:00:12.61 ID:BsqWPXe+0
-side 恭子-
-副将戦開始直前
「なんなら3−1で観戦しよかな。恭子も来たらええやん」
洋榎がそんなことを言い出す
「流石に対戦中のクラスに行くのはまずいんとちゃうの?」
「ええやん、もううち試合終わったんやし」
「午前中も美術部の人たちがいたから今更洋榎が増えても気にしないのよー」
まあ、由子がそういうならええかもしれんな・・・
それに、洋榎の試合が終わっとるのは事実やしな
っていうか美術部って、白望とエイちゃんか。これでセーラと初美がおったら13組が揃ってまうな
1組の教室に着く。松実がいて、怜は毛布をかけて寝転んでいた
美術部の5人が揃っている
そして、セーラはいたが、初美はいなかった。代わりにいたのは、弘世
「なんで弘世がおんねん」
「隣の気まずさはお前も良く知っているだろう?」
洋榎に苦笑を向ける弘世
「石戸は大将戦の準備は部室でするそうだ、着替えてくるんだろう。福路も部活の後輩と観戦するそうだ」
「さよか。まったく、なんでこんなバラバラになってもうたんやろな・・・」
「それも今日までと願うよ」
お互いに苦笑を向け合い、洋榎は空いている席に腰掛けた
「恭子まで来たんかー。これで初美がおったら13組もそろったのにな」
「石戸の手伝いなんかもな」
セーラが笑う
怜が心配で来たんやろうな。竜華は副将戦に出てしまうしな
そして副将戦が始まろうとしていた
けれど、すぐに起きたアクシデント・・・
「は? 絹が病欠? そんなアホなことあるかい!」
そう、絹ちゃんが病欠で、代わりに漫ちゃんが入ると説明された
「なんかの間違いやろ! 朝は一緒に登校してきたんやで」
洋榎が携帯を取り出し、絹ちゃんに電話するが、出ない・・・
代行、まさか絹ちゃんを無理やり病欠扱いにして下げさせたんか・・・
「くっそ。なんやねんな、今日は!」
そう言って、洋榎が席を立ち、教室を出て行こうとする
「どこ行くんや!」
「保健室や!」
慌てて私が追いかけようとしたが、由子が先に教室の外に出る
「恭子はここで見ていいのよー」
「なんでや? 由子こそ応援せなあかんやろ」
「漫ちゃんの試合、見てあげてほしいのよ」
そう言って、こちらの反論も許さず由子が洋榎を追いかけていく
いや、そりゃ漫ちゃんの試合は気になるけども
いくらなんでもこの場面でそれを言い出すのは不謹慎というかなんというか・・・
「ま、由子に任せとき。試合始まるで」
いつの間にか横に並んでいたセーラが、私の肩をポンと叩く
それで、一気に肩の力が抜けてしまう
「・・・そうさせてもらうわ」
仮に絹ちゃんが臆したにしたって、それだけで病欠にはならない
絹ちゃんが倒れたところなんて見たことないし、体は丈夫な方なのは一緒に部活しとってわかっとるつもりや
代行・・・
ここまでして、あんた何を得たいんや
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