過去ログ - 照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】
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tell you that I love ...(9)
◆oeEeLVGR7U
[saga]
2013/02/20(水) 07:16:37.27 ID:56nf4pTu0
「は? 宮永が勝ったらクビってどんな学校やねん!」
「そんなのおかしいよのー・・・」
「だから、私を引っ込めたんですね。少しでも勝率を上げるために」
「なんか、私がチャンピオンに勝てんかったんが原因みたいやないですか・・・」
全員が動揺してしまう。まあ、それもそうやろうな。心の準備をしていた私でも、未だにどうしたらええんか分からへんのに
「まあ、善野先生が戻ってきたら引き継いで学校を辞めるつもり。みんなにはお世話になったな」
「それはどうにもならんのか!」
「ならへんな。仕方あらへんことや」
洋榎が激高するも、代行はいたって冷静だった。もう観念してしまったかのよう
クラス編成までいじって宮永照の連覇阻止に動いとるんや。それが失敗した時の代償がそう簡単に覆るとは思えない・・・
・・・・代行にはいびられてばかりやし
善野先生が戻ってくるんやったら、それでええやん・・・
なんて、そんな感情が浮かんできてしまう。でもそんな感情になることに罪悪感があったり・・・
なんや、自分でもよく分からん。分からへんけど、分かったところでなんかできるとも思えへんのや!
「分かった。どうにもならんこと嘆いてもしょうがあらへん。とりあえず代行」
洋榎が真剣な表情で代行を見つめた
「エクストリーム土下座や。理事長通達やかなんやか知らんけど、とりあえず対抗戦に出れんかった由子には謝れ」
「・・・・まあ、そう来ると思っとった。一応サッカー部の代行顧問やしな、郷に従うよ」
相対する代行も、真剣な表情でそう答えた。その言葉に、由子が慌てて首を振った
「そ、そんな。私はいいのよー」
「よくあらへん。出れたのに出れなくしたのは代行や。由子を出すなって通達が出てたわけやないやろう?」
「確かに、手段は私が選んどるからなぁ。反論はできへんね」
代行はさっと立ち上がると、外へ向かって歩いていく
「じゃ、行こか。土下座会場」
「・・・もう場所決まっとるんですか?」
漫ちゃんの質問に、代行は頷く
「手配済みやよ〜。ま、楽しみにしといて」
・・・・代行、もう覚悟は固まっとるんやな
なら、今更どうこう言っても仕方あらへんのやろうな・・・
-side 宥-
「これでいいの、玄ちゃん?」
「オッケーだよ、おねーちゃん。ありがとね」
「じゃあ、あとはお片づけお願いね」
「うん、おまかせあれ」
放課後、よく分からないけれど赤坂先生に頼まれたという玄ちゃんと一緒にプールまでやってきた
でも、赤坂先生、どうしてこれを使いたいんだろう・・・
そう思っていると、赤坂先生とサッカー部のメンバーがやってきた
由子ちゃんもいる、ちょっと事情を聞けるかな?
「玄ちゃん、あとお姉ちゃんもありがとな」
「いえ、大丈夫です!」
「はぁ・・」
玄ちゃんは元気に返事をするけれど、意図が分からない私は生返事なってしまう
「由子ちゃん、こんなところで何をするの?」
「それが私も知らないのよー。とりあえず、ここでエクストリーム土下座をするらしいんだけど・・・」
エクストリーム土下座、か
サッカー部名物の、ド派手な土下座。それで失敗も全部水に流すっていうなかなか豪快なサッカー部の伝統だよね
「代行・・・。もしかして」
「んー、まあ察しはつくと思うけど、とりあえず見届けてや」
上重さんが、軽く屈伸を始めた赤阪先生に声をかけた
でも、まだ4月なのに・・・・
「玄ちゃん、ちょっと私離れてるね」
「おねーちゃん?」
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