過去ログ - 咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」
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768: ◆hLAxEcSzFWrG
2012/08/11(土) 20:06:09.48 ID:iCQRSM+I0
咲(……)ハッ

京太郎(……)ジーッ

咲「……き、奇遇だね、京ちゃん?」

京太郎「まったくだな、咲さんよ?」

京太郎「……それで? いつから覗きが趣味とかいうキャラになったんだ?」

咲「うっ、そ、それは……」ビクッ

咲「――だ、だって」

咲「ううう……」ビクビク

京太郎「……おい、咲」

咲「うっ、うう、ごめんなさ――」

京太郎「帰るぞ」

咲「……え?」キョトン

京太郎「もう用事は済んだ」

京太郎「これ以上、この近くにいたくねえし――」

咲「……わ、わかった」


――帰り道

咲「あ、あの、京ちゃん?」

京太郎「もういいっての」

咲「……」

京太郎「そもそも、俺がこういうことだったってことを、予めお前に伝えておけば」

京太郎「『文学』少女の宮永咲さんが、『覗き魔』少女になるなんてことは――」

咲「う、うう……ごめんなさい」

京太郎「ああ、でももういいよ」

咲「……な、なんで?」

京太郎「……いや、なんかさ」

京太郎「あいつらがああいう関係になったっていうのは、その」

京太郎「友人としては結構、うれしいし」ポリポリ

咲「……へぇ」ニヤニヤ

京太郎「咲?」

咲「いや、恋愛ソムリエと化した京ちゃんってレアだから」ニヤニヤ

京太郎「……ああ、覗き魔と化した挙句、反省もしないで軽口叩ける咲さんはなかなか――」

咲「……うっ」グッ

京太郎「おい、覗き魔、とっとと帰るぞ」

咲「も、もう……の、覗き魔なんかじゃ」

京太郎「じゃあ、なんだって?」

咲「……た、探偵少女」

京太郎「……お前のような探偵がいてたまるか」

咲「ううう……」


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