過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ……」【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ……」【安価】

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958: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:09:14.72 ID:dlMNaPnw0
　京太郎「―――なら、豊音さんがどこにいるのかも知ってるんですか？」

　トシ「ああ――ここから、数キロ離れた所だろうね」

以下略

959: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:09:43.29 ID:dlMNaPnw0
　エイスリン「キョウタロウ、クン……？」

　胡塞シ「……………」

以下略

960: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:10:17.84 ID:dlMNaPnw0
　トシ「……今日で最後なんだろう？」

　京太郎「はい」

以下略

961: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:10:51.83 ID:dlMNaPnw0

　トシ「―――――そっか」

　それを聞いて、彼女は呆れたような――満足したような笑みを浮かべた。

以下略

962: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:11:37.31 ID:dlMNaPnw0
　トシ「途中までは私も同伴する。アンタ等は―――そうだね、神頼みでもしてなさい」

　シロ「神頼み―――ああ」

以下略

963: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:12:22.01 ID:dlMNaPnw0
　――――私は灰色の場所で生まれた。

　生物に活気は無く。誰もが下を向いていて。

　あの渇ききった空間では、空も狭くて。

以下略

964: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:12:49.68 ID:dlMNaPnw0
　―――或る日、一つの指に触れた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おぞ
　自分より凄く小さな手。―――それは、酷く悍ましいものだった。

以下略

965: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:13:49.13 ID:dlMNaPnw0
　豊音「……どうしてここがわかったのー？」

　京太郎「トシさんから教えてもらいました」

以下略

966: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:15:05.34 ID:dlMNaPnw0
　訂正

　豊音「……どうしてここがわかったのー？」

以下略

967: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:15:34.54 ID:dlMNaPnw0
　京太郎「ええ。凄く印象的です。諦観で必死に希望を押し殺そうとして、それでも忘れられない。例え地獄に突き落とされても、星空を目指すような前向きさ。……こんな人、そうそういるものじゃない」

　豊音「――――そっか」

以下略

968: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/12(日) 21:16:12.96 ID:dlMNaPnw0
　豊音「私は、私は、私は―――」

　京太郎「……もういいんです。諦観を装う必要なんて、もう―――」

以下略

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