過去ログ - 友「俺明日旅立つわ!」僕「えっ」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:31:00.20 ID:vIzBvvPJ0

「おっちゃん、今日は正式に通して貰うよ。ーほら。通行証。」

「…これは…本物だな」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:31:49.23 ID:vIzBvvPJ0
そう言うと少年は再び走り出す。
忙しない奴だ。

門番はため息をついた。

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:32:39.81 ID:vIzBvvPJ0
「おーい!いるかー?」

研究所で専門書を読み漁っていると、聞き慣れた声が耳に届いた。
ちょ、どうやってここに?
また門を強行突破して来たの?
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:33:19.67 ID:vIzBvvPJ0
次の瞬間、僕の所属する研究所の窓から、勢いよく飛び込んで来る友人の姿があった。

ーいやいやいや、何でそんな所から来るんだよ。

推定何mあるんだか。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:34:20.32 ID:vIzBvvPJ0
この街は、円状の街を真ん中から半分に割るように壁が建造されていて、そこに門が1つだけある。
そこには門番が常駐している。

何でそんなふうに街を二分する必要があるのかと言うと、
複雑な事情があるらしいけど、
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:35:06.45 ID:vIzBvvPJ0
この街は、1つの街の中に2つの派閥がある。
1つは戦士たちの派閥。
もう1つは学者たちの派閥だ。
それぞれ生活は独立していて、それぞれ内部で自給自足が成立している。
もちろん、どちらの派閥にも属さない普通の人々が殆どで、そういう人達は普通に門をくぐって行き来して生活しているけど。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:35:52.84 ID:vIzBvvPJ0
両者が目指すものは同じ筈なのに、なぜそうなってしまうのか。


僕が思うに、どちらにしろ理想論者だ。
どちらにしたって、方法が異なるだけで、結局同じものを探している。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:36:36.98 ID:vIzBvvPJ0
友「なぁ、これ見てくれ」

僕「…これは…」

友「ああ。とうとう選ばれた」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:37:21.80 ID:vIzBvvPJ0
この街では、何年かに1度、1人が選ばれる。
戦士と学者の派閥が協力し合う唯一の機会。
両派閥の中から1人だけを選び、外の世界へ旅立たせる。
冒険を強く希望し、体力や精神力を十二分に持っている事。それを条件に、街の偉い人達が厳しく審査をする。

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:38:12.04 ID:vIzBvvPJ0
友「明日出発するんだ」

僕「明日!?」

友「だからさー、ちょっと付き合ってよ」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[saga]
2012/08/03(金) 21:39:39.43 ID:vIzBvvPJ0
友「あははははは!すげー高いな!すげー」

僕「いやムリ高いコレやばい」


以下略



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