143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/11/26(月) 05:21:28.32 ID:sIeRHwIto
終局
やえ「ノーテン……」
胡桃「ノーテン」
宥「テンパイです」
A「ノーテン」
やえ(切れなかった……直撃を食らうのが怖くてベタオリしてしまった……)
恒子「松実選手、今度は赤ドラを絡めた七対子のテンパイでしたが和了れませんでした」
健夜「小走選手は松実選手の捨て牌を鳴けば聴牌でしたが素直にオリることを選びましたね。。
2巡目後に来たのが松実選手の当たり牌だったので、結果だけ見るとこの判断は正しかったのですが……
先ほどの数え役満のイメージが後を引いているようですね。
このままだと松実選手の独壇場になってしまいそうです」
西東京控え室
智葉「まずいな……逃げ腰になってる」
菫「松実宥は去年のインターハイで私が一番苦戦した相手だった。
手強い事は分かっていたが一年でここまで成長していたとは……」
照「……」
怜(やえ、ホンマにそんな打ち方でええんか……?)
回想シーン インカレのオーダー提出直前
怜「なぁ、ホンマにあのままのオーダーでええん?」
やえ「良いも何もあれが最善のオーダーだと思うけど」
怜「そういうんはええねん。ウチはアンタが控えでもええんかって聞いてんの」
やえ「そのことかい。そもそも私はチャンピオンの打ち筋を間近に見たかっただけだからね。
マネージャーしかしないつもりだったし問題ないよ」
怜「え……?」
やえ「大学でもやるつもりなら強いところへ行くだろう?
それなのに弱いどころか麻雀部すらないここを選んだ時点で察して欲しいね」
怜「つまり、大学では麻雀をやるつもりが無かったって言いたいんやな?」
やえ「そう。麻雀は高校までにして大学では勉学に勤しもうと思っていたんだよ」
やえ「……麻雀ではこれ以上は上に行けない事を悟ってしまったからね」ボソ
怜(なるほど、やえの学力ならもっと上だって狙えたはずやからずっと疑問やったんや。
ウチと竜華がここを選んだ理由と似とるな。
ウチらと違うんは、やえは完全に麻雀を捨てるつもりやった所か……)
怜「やえ、今でも麻雀は好き?」
やえ「好きじゃなきゃマネージャーなんてやろうと思わないよ」
怜「そっか……。控えの出番があるとしたら多分ウチの代わりやろうからその時は頼むな」
やえ「そうならないように体調管理はおろそかにしないように頼むよ」
怜「そこはまぁ、善処しますって事で」
西東京:132,000 岩手:139,500 A:34,300 B:94,200
南四局 東家:宥 南家:A大学 西家:やえ 北家:胡桃
恒子「中堅戦もとうとうオーラスに突入です! 後半戦はまさに松実選手の独壇場!
試合の主導権は完全に彼女が握っています!」
健夜「他の選手はとにかく先に和了るか、ベタオリするかの二択を迫られていましたね。
確かに平均打点が極めて高い手作りをしてきますからツッパるのは危険ではあります。
ですが、それを逆手に取った威嚇目的のリーチでベタオリさせたりと他家を翻弄していましたね」
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