181: ◆zZ3ePBLZjU[sage]
2013/04/04(木) 12:00:24.18 ID:JfLXafrho
竜華『立直』バシーン
怜「まあ見とき」
宮永咲や大星淡を前にして縋れる物全てに縋るしかなかったインハイ決勝の、最善手の見える清水谷竜華やない。
鶴田姫子や高鴨穏乃と互角以上に渡り合って2位抜けを果たしたインハイ準決勝の、最高状態の清水谷竜華の実力を―――
試合会場
南三局 東家:清水谷竜華 南家:薄墨初美 西家:末原恭子 北家:臼沢塞
塞(来たね、今度こそ完全に塞いでやる……!)
恭子「その牌ポン」
恭子(細かい条件とかはまだ分からへんけど、清水谷さんのこれは立直の次巡で和了れるような能力やと思う。
だからツモ牌がずれれば計算が狂ってくるはず)
塞(末原さんも何か勘付いてるみたいだね。
それに加えて私が塞げば、この対局中にもう清水谷竜華が和了れる事はない!)
塞「……」トン
初美(……気のせいかな。今の清水谷さんからは東一局の時みたいな怖い感じはしないですよー)
竜華「……実は、これ前から言ってみたかってん」
恭子「え?」
竜華「ナイス小細工ポン! ツモ! 2600オール!」
和了役:立直、門前清自摸和、平和、裏ドラ1(20符4翻:親のツモ和了)
塞(あれ? カンしないの? ていうか塞いでた割には手応えがまるで無かったような……)
恭子(あー、そう来るかぁ。こういう手合いはウチが一番やりたくないタイプや。
でも、一番戦ってておもろいタイプでもあるわ)
初美(あの時みたいに送り槓できる手牌になってない……だからあの嫌な感じはしなかったんですかねー)
北大阪地区のとある麻雀卓メーカーの社員食堂
竜華『ナイス小細工ポン! ツモ! 2600オール!』
セーラ「ブフーッ!」
七実「うっわきたなっ! いきなり何すんねん!」
セーラ「わわ、すんません! ちょっとダチに台詞パクられてビックリしてしまいまして」
七実「あー、竜華か。ちょうど副将戦が始まったトコから全部見とるで」
セーラ「あれ? 竜華を知っとるんですか?」
七実「アホぬかせ。千里山のレギュラーは創部の頃から今年の暫定レギュラーまで全部把握しとるわ」
セーラ「すごいっすね。ウチなんか藤白先輩くらいしか知りませんでしたわ」
七実「おい……」
セーラ「あ、す、すんませ……」
七実「ウチの事は覚えとったんやったら許したるわ!」
セーラ「う、うっす」
セーラ(ウチが言うのもアレやけどそれでええんか……?)
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