38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/08/07(火) 04:57:45.39 ID:wCf4pf3C0
ホール
智葉「さてと、あまりお構い出来なくてすまないね」
淡「いきなり押しかけてきたのは私ですし良いですよ。
宮永先輩は意外とちゃんと仕事してるみたいですし、弘世先輩の可愛い制服姿も見れましたし満足です」
智葉「それなら良いけど。じゃあお詫びと言っていいのか分からないが、はい」
智葉が淡のテーブルに和風ロールケーキとミックスジュースを置く。
淡「え? なんですこれ」
智葉「私のオススメ。一号店からのメンバーで和菓子屋の娘さんでもあるパティシエが考案した隠れた人気商品なんだ。
抹茶を生地に練り込んであって上品な香りがするし味が甘過ぎないのが良い。
そういえば白糸台には対局中にお茶ばかり飲んでる子がいた気がするな。
これとかオススメなんじゃないだろうか」
淡「確かに、渋谷先輩とかすごい好きそう」
智葉「ミックスジュースについては……まあ、私の趣味だ。
ケーキがあまり甘くないから飲み物は甘いものを飲んでバランスを取っているわけ」
淡「へー。なんか意外。辻垣内さんって甘くないケーキにこそストレートティーだって言いそうだったから」
智葉「そう見えるように振舞ってきたつもりだし、そう見えても仕方ないな。むしろ光栄だよ」
智葉(本当の所はレモネードやミックスジュースを作るのが好きな同級生がいたってだけなんだけどな。
ずっと飲んでいるうちにすっかり慣れてしまったんだよなぁ)
智葉「じゃあ、あまり長話もしていられないしこれで。
ここのお代は私が払っておくから」
淡「えっ、良いですよ。何の連絡もなく冷やかしに来といてタダ食いなんて出来ないです」
智葉「ならこれのお代でお茶好きの先輩に買って帰る。それでいいだろう?」
淡「あっ……そういう事でしたらそれで……」
智葉「テイクアウトのレジはあっちだから。それじゃあ」
淡「はい、ありがとうございました」
淡(なんかデキる女って感じでカッコイイなぁ……)
淡「あれ、ケーキの皿の下になんか挟まってる……」
―大星淡へ―
宮永照と弘世菫の仕事ぶりがよく分かる写真を何枚か用意しておいた。
どう使うかは君次第だが二人は有名人でもあるので仲間内だけで回すように。
―辻垣内智葉より―
淡「まったく、敵わないなぁ、辻垣内さんには」
と言う事で今回の更新分&大星淡来店編カン!
ドジっ子照SSを書こうと思っていたつもりなのに、いつの間にかガイトさんがメインキャラになりつつある件。
ちなみに1の中でのガイトさん像は何でもストイックにこなす秀才タイプです。
団体戦で外国人しか使わない学校にいながらも個人戦で優秀な成績を残すとか妄想が膨らんで仕方ないです。
本編の出番はよ!
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