過去ログ - 勇者「この世界を滅ぼしに行く」魔女「ふぅん」
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403:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:29:09.45 ID:Zs7aQco9o
魔女「ところで、町娘」

町娘「なに?」

魔女「なんかこっちに回せそうな仕事は無いかね。そろそろ資金調達に繰り出さないといけなくなってね」
以下略



404:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:29:51.09 ID:Zs7aQco9o
――

町娘「そろそろ時間ね」

魔女「はーん。本気でやるのか」
以下略



405:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:31:01.42 ID:Zs7aQco9o
町娘「勇者くんは知らないと思うけど、この街にはパンドラを保管する資料館があるの」

勇者「あのパンドラですよね。九十九の希望と一の絶望が詰まった」

町娘「そう。二日前、今回の依頼主――その館の管理者さんね――の元に、一枚の挑戦状が届いた」
以下略



406:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:32:18.01 ID:Zs7aQco9o
勇者「質問が」

町娘「何かしら」

勇者「今更パンドラを盗む理由は?」
以下略



407:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:33:30.14 ID:Zs7aQco9o
魔女「前に転生したって言ったろ。十五年前にね――当時の勇者と魔王が戦って、相打ち。その余波で世界が崩壊したのさ」

勇者「えー」

町娘「あの時は凄かったねぇ。文字通り、世界がバラバラと崩れてくの」
以下略



408:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:34:53.11 ID:Zs7aQco9o
――パンドラ資料館 

町娘「着いたわ」

勇者「大きな建物ですね」
以下略



409:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:35:33.36 ID:Zs7aQco9o
管理者「助っ人? これはこれは。助かるよ」

魔女「だが私はレアだぜ。報酬は高いぞ」

勇者「むしる気ですかあなた」
以下略



410:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:36:35.15 ID:Zs7aQco9o
町娘「……まあ、仕事はちゃんとこなしてよね。じゃないと報酬は貰えないんだから」

魔女「ふっふ任せな」

勇者「あの管理者さん、女性の割に、結構マニアな人っぽかったですね」
以下略



411:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:37:46.02 ID:Zs7aQco9o
町娘「正門まで戻ってきたわ」

勇者「作戦とかは」

町娘「そうねぇ、とにかく何処から来るか分からない。私たちの他にも、警備するスタッフはいるでしょうけど……」
以下略



412:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:39:27.96 ID:Zs7aQco9o
勇者「暗に実力を比較された感じがしますね」

町娘「ごめんね。でも、その通りだと思うし」

勇者「はい。あの人なら大丈夫でしょう」
以下略



413:1 ◆YYyrBldziw[saga]
2012/08/16(木) 00:40:14.01 ID:Zs7aQco9o
町娘「戦闘経験は、どんなものなの」

勇者「小手先と運で切り抜けた感がバリバリです」

町娘「運も実力のうちよ。武器は?」
以下略



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