過去ログ - さやか「這いよる!?ほむほむ共」「(」・ω・)」ホー!(/・ω・)/ヒャー!」カサカサカサカサ
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827:気まぐれ[sage saga]
2012/08/21(火) 21:11:25.28 ID:ZCfs4AJj0
負傷あん「アンアブボォッ!?」バシャ!

俺「いい加減お前もうるさい
  身の程も弁えずギャーギャー騒ぎ立てるところもほむほむそっくりだな」ジャブジャブ

頭を水の中に突っ込んでやると、これまで以上に必死に身をよじり手から逃れようともがきだした
傷ついた身体でこれだけ暴れられる力が残っていたとは、ほむ種の狩人として面目躍如と言ったところか

俺「放して欲しいか?いいよー」パッ

負傷あん「ブボアバッンッ!!?」スー…

いとも簡単に小川を流れてゆくあんあん
なんとか体勢を立て直し岸まで泳ごうとしているようだが、傷つき呼吸も荒い今の状態では辛うじて顔を出すのが精いっぱいだった

負傷あん「アンッ!アンッ…!サ、サヤカァッ…!!アンアン…!」バシャバシャ

俺「おいおい取り乱すなよ、お前らは低劣なほむ種とは違うんだろ?
  落ち着いて周りを見渡せば、掴める物ぐらいごまんとあるぞ」テクテク

負傷あん「ア、アンッ…!?」ハッ ガシィ!

流されるあんあんに並んで歩いていた俺の言葉を承けて、我を取り戻したあんあんは咄嗟に浮かんでいた小枝を掴んだ

流されている状況には変わりないものの、浮を得たことでひとまず溺れる心配がなくなり、ようやく安堵するあんあん

負傷あん「ア、アン…クーカイ…!」ハァ…ハァ…

俺「はいお疲れさん」ヒュン―

負傷あん「クーカ」グチャッ

枝に腕と顎を乗せて息を吐いていたあんあんの頭は、俺の投げた石が見事命中し一発で吹き飛んだ

首無し死体は腕を小枝に引っかけた体勢で、そのまま物言わず小川を流れていき、やがて見えなくなった


俺「はぁーあ、ほむほむ甚振るだけのつもりがついついこっちに本腰入れちまったわ」ノビィー!

帰り道、ふと両手をもがれたあのリボほむのことを思い出した

俺「そういやあいつどうしたかな……ま、どうでもいいけど」テクテク


リボほむ「マドカァ…マドカァ…ココジャナイィ…」シクシク ポロポロ

…ヤヤー…シャヤヤー…シャヤヤシャヤーww…

リボほむ「ホ、マドカッ…!?」ピクン キョロキョロ

仔さや「キョコォォォ…シャヤヤww…キョコォww」ケタケタ

リボほむ「ホムッ…!?コ、ココジャナイッ…!!」ガクガクブルブル

仔さや「…シャヤアァ?ww」ニタリ シタナメズリ

リボほむ「マ、マドカ――」仔さや「キョコォオォォォーーー!!」バッ!

ホビャアアァァアァァーーーーーッッッ!!!

(終わり)

長文失礼しました


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