137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/08/23(木) 14:10:23.04 ID:6b/9wdA90
照「・・・監督は、いつからですか?」
監督「ん?」
照「妄想をするようになったのは・・・」
監督「・・・いつから・・・・・か・・」
監督「百合に目覚めた時期は思い出せないが・・・私が自覚した頃にはまだ百合専門誌などなくてな」
照「・・・」カワイソウニ
監督「・・・そう憐れむな。悪い事ばかりじゃない」
照「え」
監督「人間というのはな、手に入らないもの、希少性の高いものを欲しがるという傾向がある」
照「手に入らないもの・・・」
監督「ああ。例えば・・・・・自分にないものを持っている人に惹かれたり、冷静に考えればいらないのに数量限定のレア物だからといって買ってしまったり・・・」
照「・・・言われてみれば・・」
監督「もちろん、全部が全部そうではないがな」
照「・・・・」
監督「百合専門誌がない・・・百合作品が欲しい・・・百合アニメがない・・・アニメで百合が見たい・・・この連続だった・・・」
照「・・・・」
監督「当時の私の百合作品を求める気持ちは、凄まじいものだったよ・・・」
照「・・・」ゴクリ
監督「しかし、存在しないものは手に入らない・・・そんな悲しみを乗り越えて出した結論は・・・・・」
照「・・・・」ゴクリ
監督「ないのならば・・・・・・・頭の中で作り出せばいい」ゴゴゴゴ
照「!!」
監督「この境地に辿り着いてからは、今までため込んだ感情を全て妄想へ注ぎ込み、無理矢理百合成分を補う毎日だった・・・」
照「・・・」オオ...
監督「結果的には、百合専門誌やアニメがなかったおかげで、私の妄想力は飛躍的に伸びた。だから憐れむ事はない・・・あの頃があったからこそ、今の時代を思いっきり楽しめる」ハハ
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