338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/09/13(木) 22:28:16.52 ID:I0oezg3ho
リリーブライド本部―――
ガチャ
監督「・・・・」
和父「会長!!」
監督「遅れてすみません。原村さん」
和父「いえ・・・会長が来て下さるとは・・・心強いです」
監督「・・・今の会長は原村さんでしょう?私はもう引退したんですから・・・・」
和父「・・・・はい・・・ご協力、ありがとうございます」
監督「状況は?」
和父「はい・・・こちら側は宮守女子が到着しました。ただいま移動中です。妨害は特になし」
監督「ふむ・・・・」
和父「西の同盟軍、新たに三チームが東京駅に到着、その後移動開始し、現在リリーブライド本部を四方向から囲むように配置されています。しかし、距離は大分離れています。今後、一斉攻撃があると予想されます」
監督「・・・でしょうね」
和父「数が驚異的です。幹部を除き、およそ千五百・・・我が軍は七百です」
監督「・・・数では相手になりませんね・・・」
和父「やはり籠城でしょうか・・・」
監督「・・・相手は大軍勢・・・戦いが長引けば宿泊費、食費ともに莫大な出費となりますが・・・しかし」
和父「スポンサー問題ですか・・・」
監督「ええ。逃げて勝っても・・・いや、逆に東の評価が下がり、西の方についてしまうかもしれません」
和父「ですね・・・・」
監督「・・・・どちらにせよ、短期決戦を挑んでくるでしょう」
和父「・・・・・」
監督「精神論に頼りたくはないですが・・・」
和父「彼女たちの百合に対する想いに賭けるしかない・・・ですかね」
監督「・・・・・最悪の場合は・・・」
和父「・・・・・・ええ。彼の力を借りる事になるかもしれません」
監督「お願いします」
監督(そちらがなりふり構わず潰しにくるというなら・・・こちらも応じよう)スタスタ
貴子「・・・・どちらへ?」
監督「少し様子を見に行きます・・・何かあったらすぐに連絡をください」スタスタ
貴子「はあ・・・」チラッ
和父「了解しました」
監督「では」スタスタ
和父「・・・・・・・」
貴子「だ、大丈夫でしょうか・・・?前会長お一人で・・・・」
和父「ふふ・・・心配は無用だ」
貴子「そう、ですか・・・」
和父(会長は感性の鋭いお方だ・・・・私にはわからない何かを感じ取っているのかもしれないな・・・)
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