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2012/08/16(木) 15:50:34.28 ID:9YhpwXvG0
四月一日「だったら!」
殺しの願いが潰れてしまうほど重いということぐらい俺でもわかった。
ならば止めるべきなのではないだろうか?
侑子「そのあたりの話はもう終わっているのよ。どんな代償を払おうとかなえたい願いがあって、そしてその覚悟もできているんだから」
だからと言って止めない理由にはならないと思った。
侑子「四月一日」
侑子さんは俺の方に手を伸ばしてくる。
侑子「気をつけなさい。巻き込まれないように」
四月一日「・・・それは「殺人」の願いにですか?」
侑子「ええ」
侑子さんの目はとてもまじめで冗談を言っている風には見えないし、今までも侑子さんはこの手の冗談をついたことがない。
この忠告はしっかりと心に刻むことにした。
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