309:1[saga]
2012/09/02(日) 23:42:11.42 ID:mw9VOT1I0
四月一日「ありがとう管狐!」
その隙に俺たちは逃げ出した。
ある程度離れた地点で、管狐が心配になり振り向いたが、どうやらその必要もなさそうだ。
四月一日「あれ、あの女の人は」
騒いでいる管狐と男のそばで、その女性は悠々と紅茶にくちをつけているのが目に入った。
赤毛の女性。男の婚約者だったはずだ。
その女性は周りを気にせず紅茶を飲み続けていた。
何にも興味も関心がないようだった。
その、すべてに無関心であきらめたような目がやけに印象に残った。
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