31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 21:01:07.77 ID:eTDjWCeIO
遥「よし、じゃあ見に行こうか」
四月一日「見にいくって・・・って、ええ!?」
一瞬で景色が変わる。いつ変わったのかはわからない。俺たちは見覚えのない部屋にいた。
四月一日「ここは・・・」
ほとんど何もない部屋に一際目立つベッドが一つ。そこには白い女性がいた。そしてそのすぐそばにいるのは。
四月一日「言峰さん?」
今より少しだけ若く見えたが、間違いなくその後ろ姿は言峰綺礼だった。
四月一日「えっとごめんなさい! わざと忍び込んだわけじゃなくて!!」
謝るが、彼も、そしてベッドの女性も反応しなかった。
遥「大丈夫だよ。私たちの姿は彼らには見えない。触れることもできないけどね」
四月一日「そうなんですか?」
遥「ああ。ここは彼の夢の中だよ」
四月一日「じゃあ夕方の焦っていた理由はおそらく」
遥「まずこの夢が原因だろうね」
おそらくベッドの女性が言峰が今日言っていた妻なのだろう。二人に意識を集中した。
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