371: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/15(土) 23:49:04.83 ID:rlwJa4k20
?「相変わらず元気そうだな」
四月一日「あ、貴方は・・・」
ようやく山門までたどり着いた時、横から声をかけられた。
?「早朝の静けさを壊す気か、無粋だぞ」
四月一日「あ、すいません・・・」
声の主は長髪を後ろでひとくくりにし、陣羽織を着た、身の丈程の長刀を背負った男だった。
山門前、階段の一番上の段に腰掛けている。
自体錯誤なことこの上ないが、この人はこれで正しいのだ。いや、この「霊」というべきか。
出会ったのは結構昔のことだ。
たまたまここにきた際、山門にいた「ナニカ」に俺は挨拶をした。
ここが寺でなければ陣羽織を着たいかにもな人物がヒトでないことくらい予想できたのだろうが、どっちにしろあの時の俺は不注意すぎていた。
かけられるはずのない声に驚いた彼と一悶着あったが、アヤカシでも怨念でもないただの地縛霊の彼とは今ではそこそこ仲良くできている。
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