397: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/16(日) 00:54:13.82 ID:kx1z5YUZ0
まさにその瞬間、佐々木さんが初めて刀を抜いた。
キャスター「・・・何のつもりかしら、アサシン?」
小次郎「なに、貴様に付き合ってやる義理以上に大切なものがあったというだけのこと」
佐々木さんは素人目に見ても長すぎる長刀を右手だけで軽々と持ち、その切っ先を女性に向けていた。
小次郎「悪いが、こればかりは傍観はできん」
そう言って、佐々木さんは刀を構えなおした。
キャスター「・・・・・・」
小次郎「・・・・・・」
数泊の間。
動いたのはほぼ同時だった。
神速の剣が、四月一日には認識できないほどの速度で女性に向かっていく。
よけることなどできない。だれもがそう思うくらい早い斬撃だった。
ーーーしかしその神速の剣よりも、女性の行動はさらに早かった。
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