460: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/17(月) 19:04:58.25 ID:i4WjvHEr0
慎二「ぼ、僕は関係ない!」
四月一日「落ち着いて!」
半ばパニックになりながら叫んだ慎二をなだめる。
アサシンとバーサーカーはすでに戦いはじめていた。マスターの少女が何もしてこないのだ。こちらは2人。このアドバンテージを生かさない訳にはいかない。
四月一日「頼みたいことがある。俺は魔術もサーヴァントもよくわからないし、神話にも詳しくない。何か気づかないか!」
慎二「知らない! どうして僕がそんなことをしなくちゃならないんだ!?」
四月一日「でも!」
俺たちが話している一方で、アサシンとバーサーカーの戦いは進展していた。
狂化されたバーサーカーに小手先の技を使う理性は残されていない。肉体の力を惜しむことなく使い、巨刀の一振りで全てを壊して行く。
一方で、アサシンはその攻撃全てを受け流していた。バーサーカーを剛とするなら、こちらは究極の柔。生涯ただ一度も戦ったことのなかった剣客もどきは、歴戦の覇者相手に十分渡り合っていた。
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