486: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/19(水) 00:14:55.99 ID:3Xtw6mOF0
凛「今は藤村先生の実家の業物を借りている状態よ。使い慣れてない刀でしょうし、士郎が言うにはなかなかの一品らしいけど、今までア
サシンが使っていた刀に比べれば質は劣る・・・気休め程度かもね」
四月一日「・・・・・・」
なぜ藤村先生の実家に真剣があるのかどうかはひとまずおいておいて。
しかし、佐々木さんがこんな状態なのは、自分のせいなのだ。
遠坂さんには、あのバーサーカーとやりあってそれだけですんだのはむしろラッキーだと言われたが、罪悪感は消えなかった。
四月一日「すみません佐々木さん」
小次郎「なに、私が未熟だっただけということ」
佐々木さんはそう返してくれた。しかし、自分で自分が許せなかった。償わなければいけない。
四月一日「ところで、慎二はどこなんですか」
凛「始末した・・・って言いたいところだけど生きて入るわ。士郎も甘いわ。記憶は消させてもらったけどね」
四月一日「! いつの記憶をですか!?」
凛「一応聖杯戦争についてはすべて消しておいたわ」
・・・それだけではまずい気がする。
慎二のまとっていた黒い煙は、魔術師への嫉妬だ。聖杯戦争の記憶だけ消したところで魔術への嫉妬心がなくならない限り原因解決にはつながらない。
俺の心配をよそに、遠坂さんは話し始めた。
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