488: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/19(水) 00:16:27.02 ID:3Xtw6mOF0
凛「セイバーが戦闘不能とはいえ現界していられるのだから、士郎は令呪を失ってはいないでしょうけど、それでも士郎がヒトとしての原型を留めてるのか怪しいものよ」
伝えられた衝撃の事実。あの時俺が寝こけてしまわなければこうはならなかったかもしれないのに。
四月一日「・・・アインツベルンはどこにいるんですか」
凛「救出するつもり? あれは1000年以上続いた家系。いくらあなたが特殊体質だからといって、できるはずがない。精々ホルマリン漬けにされるのが落ちね」
遠坂さんは無表情のまま言い切った。今までみたことのない顔。魔術師としての彼女の一面だった。
凛「でも、士郎はあなたの大切な幼馴染なのよね?」
先ほどとはうってかわって、遠坂さんは士郎の救出を促すような台詞をはいた。
これはきっと試されている。
なんとなく、そう思った。選択を誤ってはいけない。
遠坂凛は、真っ直ぐこちらを見つめてきた。
凛「あなたはどうするの?」
俺はーーー
四月一日「士郎を助けに行きます」
そうはっきりと答えた。
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