過去ログ - 言峰「願いを叶えるミセ?」
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514: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:25:33.13 ID:/6V9eB9s0

小次郎「なに、昔燕を切ろうと思った事があってな。風にのる鳥を切るのには苦労した」

燕を切る。人生においては不必要とも言えるだろうこと。
佐々木さんは、それを成し遂げるためだけに、常識外れなこの秘剣を取得したのだ。
しかしそんな切り札を成功させたにも関わらず、佐々木さんは不満そうな表情をしていた。

イリヤ「・・・まさか魔法を使えるなんて思わなかったけど、もういいわ。キミヒロのサーヴァントの切り札でも、バーサーカーには傷一つつけられなかったみたいね」

そう、佐々木さんの魔法レベルの秘剣でさえ、バーサーカーには傷一つつけられなかったのである。

この時の俺は知らなかったが、アサシンこと佐々木小次郎は正規のサーヴァントではなかった。
ただ燕返しを会得しているという理由だけで本来の佐々木小次郎の代わりに選ばれたただの元地縛霊だ。
ゆえに、アサシンは己の英雄としてのエピソード、宝具を持っていないのだ。

燕返し自体は魔法レベルの事象。発動すればよけることはほぼ不可能である。しかし用いられた剣は何の神秘もない刀。そこにランクはそもそも存在しない。
宝具がないことが弱さに直結するわけではないが、今回は相性が悪すぎたとしか言いようがない。
あくまでも魔法レベルなのは燕返しの技術であり、威力のランク補正がついているわけではないのだ。



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