543: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/22(土) 23:04:21.18 ID:w5EFUehL0
士郎「というか、そいつ君尋だけじゃなくて俺や遠坂、おまけに藤ねえにも見えるみたいなんだよな・・・」
四月一日「本当!?」
そういえば、士郎がなぜ管狐の様子がわかるのか違和感があったが、まさか誰にでも見える存在だとは想像していなかった。
四月一日「困ったことっていうのは、藤村先生や桜ちゃんにこいつを隠すことだったのか」
士郎「アサシンからそいつが君尋を助けたって聞いてたから、追い出すわけにもいかなかったしな」
一応土蔵でこっそりと過ごしてもらっているらしい。
士郎「にしても、君尋は普段からこんな感じのが当たり前に見えてたのか・・・」
四月一日「うーん、この子みたいなのは結構珍しいけどな。大体黒いもやもやだったり、ヒト型に近かったりするし」
管狐「?」
狐は話題にされていることに気づいたのか、俺を見つめて首をかしげる。月のような細い目が印象的だ。
そのもふもふした毛をやさしくなでてやる。
四月一日「助けてくれて、ありがとうな。おかげで助かったよ」
管狐「−−−!」
どうやらお礼の気持ちは伝わったらしい。
嬉しそうに八つの尾を振っていた。
士郎「でもこいつなんなんだろうな。アヤカシなのか?」
四月一日「そうなのかな・・・でもそれじゃあ士郎にも見える説明がつかないよな」
士郎「・・・うーん」
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